CygwinでpLaTeXとtgifを使ってみる

pLaTeXのインストール

pLaTeXなどは次のページを参考にしてインストールした。(意外とめんどくさかった)
TeX で論文を書こう

tgifのインストール

Texと親和性が高いtgifというドローツールもインストールした。(コンパイルがめんどくさそうだったので、以下のページからバイナリ版のtgifが圧縮されたtgif.tgzをダウンロードして使わせてもらった)
Cygwin + X + 日本語アプリケーション

tgifとpLaTeXの連携

これらのツールの使い方はこんな感じ(だと思う)。

  1. tgifで作図して、eps形式のファイルを出力(File -> print)。ただし、一度eps形式にしてしまったらtgifで編集できなくなるので注意。編集用にobj形式のファイルも保存しておけば良い。
  2. テキストエディタtexファイルを作り、作っておいたepsファイルを埋め込む。(参考:
  3. platexでtexファイルをコンパイルして、dviファイルを出力
  4. dvioutなどのdviファイルが閲覧できるソフトで内容を確認する
  5. dviファイルをpdfファイルに変換したい。dvi ファイルから pdf ファイルを作る方法によると、次のようにすれば簡単に出来る。以下引用。

dviout の Ver.3.15.1 以降では、印刷ダイアログに移って(すなわち File --> Print を選択して) dviprt のチェックをして[Ok]を押せば、 dvipdfm(x) が起動して dvi ファイルと同じフォルダに pdf ファイルが作られる。


ちなみに、tgifで出力したeps形式のファイルは、GSviewの「Edit -> Convert to vector format...」でpdfを選べばpdfに変換できる。また、次のようにpstoeditを使えばコマンドラインからも変換できる。

$ pstoedit -f pdf input.eps output.pdf

TODO

  • pLaTeXの使い方を勉強する。
  • tgif2texを使って画像にtexの綺麗な数式を埋め込む方法を実践する。(参考:tgif2texを使った図の作成例
  • pstoeditについて詳しく調べる。(epsからemfの変換がなぜか出来なかった。psからobjへの変換とか出来ないだろうか?)
  • dvi -> pdfの変換に、dvioutだけじゃなく、コマンドライン上のdvipdfm/dvipdfmxも使えるようにしておく。

追記(LaTeXの処理の流れ)

もっと基本的(古典的?)な処理の流れがあった。(参考:LaTeXの処理の流れ
LaTeXソース(.tex)
  | DVIファイルへの変換
  ↓ platex filename.tex
DVIファイル(.dvi)  
  | Postscpriptファイルへの変換
  ↓ dvipsk filename.dvi (dvipsというコマンドもあるが、日本語に対応していない)
PSファイル(.ps) ---- gv(ゴーストビュー)→ プレビュー
  | PDFファイルへの変換
  ↓ ps2pdf filename.ps
PDFファイル(.pdf) ---- acorread, gv, xpdf → プレビュー


.dvi → .pdfもある:dvipdfmx filename(参考:Yahoo!¥¸¥ª¥·¥Æ¥£¡¼¥º